ボクシングでは、右利きの選手が多く、オーソドックスと呼ばれる構えをとることが一般的です。オーソドックスは、左手を前に出し、右手を後ろに引いた構えで、左足を前に出し、右足を後ろに引いたスタンスです。この構えは、右手のパンチが強力で、左手のジャブで距離を測りやすいというメリットがあります。
しかし、オーソドックスにも弱点があります。それは、左側がガードが甘くなりやすいということです。オーソドックスの選手は、右手でパンチを打つときに、左側の顔や体が開いてしまうことが多いです。また、左足が前に出ているため、相手の右ストレートや右フックに当たりやすくなります。
そこで、オーソドックス対策と攻略法を紹介します。右利きの相手に有利に戦うコツは、以下の3つです。
1. 左側から攻める
オーソドックスの選手は、左側が弱点なので、そこを狙って攻めましょう。左ジャブや左フックで顔や体を打ち込んだり、左アッパーであごを突き上げたりします。また、相手の左足に近づいて、右フックや右アッパーでダメージを与えたり、足払いやテイクダウンでバランスを崩したりします。
2. 右側から逃げる
オーソドックスの選手は、右手のパンチが強力なので、そこから逃げましょう。相手の右ストレートや右フックが来たら、右側にステップしてかわしたり、ダックしたりします。また、相手の右足に近づかないように、左側にサークリングして動きましょう。
3. タイミングをずらす
オーソドックスの選手は、リズムが整っているときにパンチを打ちやすいです。そのため、タイミングをずらして攻撃することが効果的です。例えば、相手のジャブに合わせてカウンターを打ったり、相手のパンチの隙間に素早くパンチを入れたりします。また、フェイントや動きで相手のリズムを崩したりします。
以上がボクシングのオーソドックス対策と攻略法です。右利きの相手に有利に戦うコツは、左側から攻めて右側から逃げることと、タイミングをずらすことです。これらを意識して練習してみましょう。